学び直しの選択肢を比較|独学・オンライン講座・オンラインスクール・通学
大人の学び直しは、始めることよりも、続けることのほうが難しいものです。そして、続ける前に立ちはだかるのが、「どの方法で学…
text: HYPE編集部
オンラインスクールの記事一覧へ大人の学び直しは、始めることよりも、続けることのほうが難しいものです。そして、続ける前に立ちはだかるのが、「どの方法で学ぶか」という選択です。独学、オンライン講座、オンラインスクール、通学型スクール。方法が幅広く、比べる観点がないと、迷っているうちに時間だけが過ぎてしまいます。この記事では、4つの学び方を、同じ観点で比べます。順位はつけません。自分の目的と生活に合う方法を選ぶための整理です。
学び方の比較表

比べる観点は3つです。進め方、質問・フィードバックのしやすさ、続けやすさの工夫です。独学は、本や動画を使って、自分のペースで進める方法です。始めるまでの手間が小さく、速さも自由ですが、分からない点は自分で調べることになります。オンライン講座は、動画や生放送の授業を受けて学ぶ方法です。
オンライン講座の中にも、形の違いがあります。Udemyのように、講座ごとに買い切って、自分のペースで進める形。講座内のQ&Aで、講師に質問できる場合もあります。Schooのように、生放送の授業と録画を組み合わせた、社会人向けの形もあります。オンラインスクールは、決められたカリキュラムに沿って進める方法で、講師やサポートに相談できる環境が用意されていることが多い形です。デザインのオンラインスクールminueも、この形です。通学型スクールは、教室に通って学ぶ方法で、その場で直接質問できます。代わりに、通う時間を予定に入れる必要があります。
学び方の選択肢を並べるときは、社会人の学び直しに関する公的な情報も土台になります。文部科学省の「学び直しについて」のページでは、リカレント教育をはじめとする学び直しの制度や取組をまとめています。独学・講座・スクールといった私的な選択肢と、公的な支援の枠組みをあわせて見ることで、比較表の抜けが減ります。
質問できる相手がいるかどうか
4つの学び方を分ける、大きな分かれ目は、「質問できる相手がいるかどうか」です。学びの途中でつまずくのは、内容の難しさよりも、「分からないまま先に進めなくなる」ことが原因である場合が多いからです。独学では、調べる力そのものが求められます。オンライン講座では、Q&Aや生放送の場で聞ける場合があります。スクールの形では、講師やサポートに相談できる環境が、最初から用意されています。
質問できる相手がいると、つまずいた場所で止まる時間が短くなります。逆に言えば、自分で調べることに慣れている人は、独学や講座でも進められます。自分の「つまずき方」を知ることが、方法選びの出発点です。料金の数字ではなく、この分かれ目で比べることが、学び方選びの要点です。
続けやすさは仕組みで決まる
もう1つの分かれ目は、続けやすさの仕組みです。独学は、学ぶ時間を自分で決める必要があります。講座は、テーマを1つに絞ると、終わりが見えて続きます。スクールは、課題と進み具合の管理が、続ける力になります。通学は、通う日が予定に入ること自体が、仕組みとして働きます。
「意志が強いかどうか」で比べるのは、的外れです。どの方法にも、続けるための仕組みの置き方があり、自分が乗れる仕組みはどれか、という見方をします。生活の形は人によって違うため、正解は1つではありません。比べる観点を先に決めることが、迷いを減らします。
オンラインでWebスキルを学ぶ入口として、スクールという選択肢もあります。
→ Webスキルを学ぶオンラインスクール デイトラ

学びを続ける仕組みを考えるときは、働く人の能力開発に関する公的な支援策も知っておくと選択肢が広がります。厚生労働省の人材開発のページでは、人材育成に関する施策や支援を案内しています。自分の時間の作り方だけでなく、使える支援があるかどうかも、続けやすさを左右します。
スクールを選ぶときの6つの観点

学ぶ場所を選ぶときは、次の6つを確認します。学ぶ目的が言葉になっているか、学ぶ範囲に区切りがあるか、質問できる相手がいるか、課題とフィードバックがあるか、続けられる時間の置き方になっているか、学んだあとの出口(仕事へのつなげ方)が見えるか、です。
とくに、課題とフィードバックの有無は、結果を分けます。動画を見るだけの学びは、受け取る情報は多くても、手を動かす量が不足しがちです。課題があり、作ったものへの反応が返ってくる環境は、学びを「分かったつもり」で終わらせません。6つの観点を表に並べると、自分に足りないものが見えてきます。
有料の講座やスクールを契約する前には、消費者向けの注意情報も確認しておきたいところです。消費者庁の消費者向け情報のページでは、契約や取引に関する消費者への案内をまとめています。料金や解約条件の読み方に迷ったときの確認先として押さえておくと、観点の一つとして役立ちます。
学びを仕事につなげる考え方
学び直しの目的が仕事につなげることなら、学ぶ単位を、仕事の単位に近づけていきます。たとえばデザインなら、バナー1枚、名刺1枚といった、実際の仕事に近い大きさで作る経験を、早めに持つことです。作ったものは、ポートフォリオや発信の材料として残していきます。
順番としては、基礎を学ぶ、小さく作る、反応をもらう、直す、という循環を作ります。この循環が回り始めると、学びは「勉強」で終わらず、実績の積み上げに変わります。方法の違いよりも、この循環を持てるかどうかが、長い目で結果を分けます。学び方を選ぶことは、この循環の置き場所を選ぶことでもあります。
迷ったときの相談先
学び方の選択は、目的と、使える時間によって答えが変わります。独学で足りる人もいれば、質問できる相手のいる環境でないと続かない人もいます。コミッターズでは、クリエイターの学び直しや、学んだ先の仕事の進め方についてのご相談を受け付けています。迷ったときは、お気軽にお問い合わせください。
例で考えてみる(仮の場面です)
会社員が、副業でデザインの仕事を始めたいと考えている場面を考えます。平日はまとまった時間が取れないため、まず独学とオンライン講座で基礎に触れます。分からない点が増えてきた段階で、質問できる相手のいるオンラインスクールを、進め方、質問のしやすさ、続けやすさの3観点で比べて選びます。選んだあとは、課題で作ったものを、小さな実績として残していきます。この例は仮の場面ですが、観点を決めてから比べ、学びを仕事の単位に近づける流れは、どの学び直しにも使えます。
学びの材料として、専門誌の定期購読も役立ちます。
→ 雑誌のオンライン書店 Fujisan.co.jp

まとめ
学び方は、進め方、質問・フィードバック、続けやすさの3観点で比べると、自分に合う形が見えてきます。筆者としては、まず目的を1つに絞り、質問できる相手のいる方法から始めることをおすすめします。
学び直しの入口として、HYPEが案内するオンラインスクールもあります。
→ オンラインデザインスクール minue の案内
出典
・文部科学省の「学び直しについて」のページ
・厚生労働省の人材開発のページ
・消費者庁の消費者向け情報のページ
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