SNS分析ツールランキング|数字の振り返りを助ける
SNSの月次報告で数字が増えたと言われても、発注者が知りたいのは次に何を変えるべきかだ。Metricool、Buffer…
text: HYPE編集部
SNS運用の記事一覧へSNSの月次報告で数字が増えたと言われても、発注者が知りたいのは次に何を変えるべきかだ。Metricool、Buffer、Hootsuiteを比較する前に、発見・反応・商談を別々の指標に分ける。小規模運用での第一候補はMetricoolとするが、投稿予約中心なら評価は変わる。
Metricool|月次レポートを意識した分析
MetricoolはSNS管理に加えて分析・レポーティングを扱う。無料枠でも基本の分析機能があるため、初期のSNS改善レポートを検討する個人には有力な出発点になる。 学んだことを仕事につなげる入口として、スキルマーケット ココナラで小さな案件から始める方法もあります。
Buffer|少数チャネルから改善する

Bufferは予約投稿とInsightsを提供し、少数アカウントでの運用を始めやすい。無料プランでは最大3チャネル接続、チャネルごと10件の予約投稿が公式料金ページに表示されている。投稿制作を中心とする仕事では扱いやすい。
Hootsuite|大規模なチーム運用の候補
Hootsuiteは複数SNSの統合管理や分析を扱い、管理者やチームが増える運用で候補となる。個人の小さな案件なら、導入前に必要なアカウント数とレポート機能を絞り込むことで過剰な契約を避けたい。
見られた数字と商談の数字を分ける
再生数やリーチだけでは商談の増減を説明できない。問い合わせフォーム、プロフィールのリンク、予約ページなど、SNSから次の行動につながる経路を設計する。報告書には閲覧指標と案件化指標を並べ、両者の相関を過度に因果関係と決めつけないことが大切だ。
再生数が増えても、問い合わせが増えなければ営業成果の説明は不十分だ。プロフィールからの移動やフォームの申込みを別の指標として整理する。
SNSの再生回数が増えた月でも、売上が減ることはある。そこで毎月の報告書を「露出」「反応」「サイトへの移動」「問い合わせ」へ分けて整理する。各段階の数字を見れば、何を改善すべきかの仮説が立つ。ただし同じ利用者が複数媒体で接触した可能性があるため、プラットフォームの数字を単純合算して実人数とは呼ばない。
プラットフォーム別に指標の定義が違う

Instagramのリーチと動画プラットフォームの視聴数を同じ数として合算すると、実態が見えなくなる。各プラットフォームの公式定義を読み、対象期間や計測方法を明記する。ツールがまとめて表示する合計値も、元の指標と集計条件を確認して使う。
媒体ごとの閲覧指標をそのまま足すと、計測方法が違うため意味が変わることがある。公式の定義と集計期間を報告書へ付ける。 材料を広げるなら、雑誌のオンライン書店 Fujisan.co.jpで専門誌を読む方法もあります。
顧客向けレポートの出力可否
顧客向けのレポートに求められるのは、美しいグラフだけではない。投稿ごとの内容、結果、次月の改善案を結び付けて提出できるかが重要だ。PDFやCSVを出力できても、発注者の質問に答えられる注記がなければ報告の価値は高まりにくい。
PDFレポートに載せるグラフの軸や分母を明記したい。数字を並べるだけでなく、施策をどのように変えるかを書けば顧客の判断に役立つ。
ツールからCSVを出した後は、集計期間とタイムゾーンを揃える必要がある。月末の投稿が翌月に伸びた場合、投稿日基準と閲覧日基準では結果が変わる。顧客と見るべき集計方法を先に決め、過去の報告書との連続性を守る。分析画面の便利さだけでなく、毎月同じ判断ができるかが重要だ。
複数ブランドをまたぐ管理権限
複数ブランドを管理する場合、誤ったアカウントで投稿する事故を防ぐ必要がある。顧客ごとの権限分離、承認者、請求先を整理し、担当者が退職したときにアクセスを外せるか試す。無料プランのブランド数が足りるかは、案件が増えるたびに確認する。
複数ブランドを扱う場合、投稿権限と分析閲覧権限を分ける。顧客間でデータを見せないための運用確認も必要になる。
競合の数字を自社の成果と混ぜない
競合のフォロワーや再生数は参考になるが、投稿頻度、広告出稿、運用目的が違う。比較対象の公開情報は競合分析として扱い、自社の達成率や契約上の成果に混ぜない。数字の差が分かっても、その理由は仮説として次回の企画に落とす。
競合との比較で広告出稿の有無が不明なら、再生数の差を制作力の差として断定しない。施策の仮説を作る材料として扱う。
複数ブランドを管理する運用者なら、レポートの権限分離と制作体制を一緒に考える。顧客Aの数値が顧客Bへ表示されないか、閲覧のみの担当者に投稿権限が付いていないかを試験する。分析にかけた時間と改善案の作成時間を分けて計測し、継続支援として提示する価格の根拠にしたい。
月末の振り返りに必要な記録
月末にデータを集め始めると、削除された投稿や変更されたリンクの履歴が抜けやすい。投稿日、投稿URL、企画名、配信媒体、結果を定期的に保存し、翌月の振り返りで参照する。レポート作成時間を計測すれば運用単価の見積にも根拠を持たせられる。
月末のレポート制作に何時間かかったか記録すると、次の契約更新で費用の根拠を示しやすくなる。自動集計と考察の工数を区別する。 体系立てて学びたい場合は、Webスキルを学ぶオンラインスクール デイトラのようなオンラインスクールも選択肢になります。
判断に使う比較表
| 実名の候補 | サービスの特徴 | 実務での選択理由 |
|---|---|---|
| Metricool | MetricoolはSNS管理に加えて分析・レポーティングを扱う | 無料枠でも基本の分析機能があるため、初期のSNS改善レポートを検討する個人には有力な出発点になる。 |
| Buffer | Bufferは予約投稿とInsightsを提供し、少数アカウントでの運用を始めやすい | 無料プランでは最大3チャネル接続、チャネルごと10件の予約投稿が公式料金ページに表示されている。 |
| Hootsuite | Hootsuiteは複数SNSの統合管理や分析を扱い、管理者やチームが増える運用で候補となる | 個人の小さな案件なら、導入前に必要なアカウント数とレポート機能を絞り込むことで過剰な契約を避けたい。 |
現場で試すための補足
SNS分析の価値は、レポートを増やすことではなく、翌月の投稿方針を具体的に変えられることにある。改善提案では、維持する企画、停止する企画、試験する企画を分ける。分析ツールを使った運用報告が受注につながるかは、顧客の目標と判断に役立っているかで評価したい。
SNS運用を受託する際に、最初から複数の分析画面を契約しても成果が増えるとは限らない。顧客が求めるのが認知拡大なのか、商談獲得なのかを決めてから必要な数字を選ぶ。投稿の保存数や再生数と、実際の問い合わせ件数を同じ列に混ぜないことが重要になる。
Metricoolで分析を中心に考える、Bufferで投稿管理と基本指標から始める、Hootsuiteでチーム管理を想定するといった候補の違いを整理したい。ただし管理できるブランド数、分析期間、レポートの出力は契約プランで異なる。予算の小さい案件なら、使う機能だけが含まれる料金体系を選ぶことが現実的だ。
レポートを書く担当者は「今月は伸びた」で終わらせず、改善した企画と次に試す企画を記す。計測の前提が曖昧なら分からないと書き、顧客の判断を誤らせないようにする。数字の解釈を含めて提供できれば、運用ツールの代行作業に留まらない報酬を提案しやすくなる。
データを見て改善案を出す仕事なら、数字が取れない項目も最初に明らかにする。外部の売上データと接続できない場合、SNSツールだけで受注成果を断定することはできない。顧客が毎月知りたい判断を三つ程度に絞り、その判断に必要な画面と集計方法を選ぶ。複数ツールの機能が重なるなら両方を契約する必要はなく、導入費用を抑えて分析に使う時間を確保する方が合理的な場合もある。
少数のブランドを受託して月次のSNS改善報告を作る用途なら、Metricoolを第一候補とする。分析と管理をまとめて考えられるためだ。予約投稿が中心でチャネル数が少ない場合はBufferが費用と運用の面で選びやすいこともある。
出典
– Metricool 公式情報– Buffer 公式情報– Hootsuite 公式情報
CTA
仕事の取り方や単価の決め方で迷ったら、HYPEへご相談ください。→ お問い合わせはこちら※本記事にはプロモーションを含みます。
合わせて読みたい
つくる人の仕事のヒントを、週1で
新しい記事と、学び・案件のヒントをメールでお届けします。
RECOMMEND
注目のコンテンツ