ファイル転送サービス比較|納品で選ぶギガファイル便・Dropboxほか
納品でファイルを渡すとき、メールの添付では送れない大きさになることがあります。そこで使うのがファイル転送サービスですが、…
text: HYPE編集部
エンジニアの記事一覧へ納品でファイルを渡すとき、メールの添付では送れない大きさになることがあります。そこで使うのがファイル転送サービスですが、種類が多く、選び方に迷います。なんとなく選んでいると、相手に余計な手間をかけたり、期限切れで再送になったりします。この記事では、ギガファイル便・Dropbox・Googleドライブ・WeTransferの4つを、同じ観点で比べます。順位はつけません。納品の場面で、何を確認すればよいかを整理します。
転送サービスの比較表

比べる観点は3つです。受け取る側の手間、そのサービスの特徴、使う前に気をつけることです。ギガファイル便は、登録なしで使える国産の無料サービスで、受け取る側も会員登録が不要です。Dropboxは、フォルダごと共有できるため、複数のファイルをまとめて渡す場面に向いています。Googleドライブは、閲覧や編集などの権限を細かく選べるのが特徴です。WeTransferは、送りたいファイルを選び、期限つきのリンクで渡す形式のサービスです。
容量の上限、保存期間、無料で使える範囲は、サービスごとに異なり、変更されることもあります。最新の条件は、各サービスの公式の案内で確認してください。比べる観点を持っていると、条件の変更にも、慌てずに対応できます。
受け取る側の手間が要点
転送サービス選びの要点は、送る側の便利さではなく、受け取る側の手間です。受け取る側が登録を要するか、リンクを開くだけで済むか、フォルダごと受け取れるか。この差が、相手の負担を決めます。ギガファイル便のように登録不要で受け取れる形は、初めての相手にも頼みやすい方法です。フォルダ共有の形は、ファイル数が多いときに、相手の整理の手間を減らします。
相手の会社のルールも関係します。外部のサービスの利用が制限されている会社では、そもそも受け取れない場合があります。「受け取りやすい方法はありますか」と、依頼の最初に聞いておくことが、結局いちばんの近道です。送る側の都合で決めてしまうと、納品後のやり直しになります。

期限と削除の扱い
期限のある方法では、期限の扱いが要点になります。ギガファイル便は、1回で送れる容量が大きく、公式の案内では1ファイルあたり300GBまで、ファイル数は無制限とされています。保存期間は、アップロード時に3日から100日の範囲で選べますが(初期値は5日)、期間を過ぎると、ファイルは自動で削除されます。WeTransferも、期限つきのリンクで渡す形式です。
期限つきの方法を使う場合は、期限の日付を、相手に明記して伝えます。期限が切れたあとの再送は、お互いの手間になるためです。逆に、フォルダ共有のように残しておける形は、修正のやり取りが続く仕事に向いています。「消える方法」と「残る方法」を、仕事の進み方で使い分けるのが、実務の見方です。
大きな動画ファイルの変換や書き出しには、こちらのソフトも役立ちます。
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共有型のサービスでは、期限だけでなく「誰がどこまで見られるか」の管理も重要です。Googleドライブの共有に関するヘルプでは、ファイルやフォルダを共有する相手ごとに、閲覧・コメント・編集といった権限を設定できることが案内されています。納品データの共有では、削除のタイミングとあわせて権限の範囲も決めておくと安心です。
動画・画像・原稿の納品

納品物の種類によって、向いている渡し方は変わります。動画は、ファイルが大きくなりやすいため、容量に余裕のあるサービスが向いています。画像は、数が多い場合、フォルダごと共有できる形が便利です。原稿は、修正のやり取りが続くことが多いので、権限を調整できる共有の形が使いやすくなります。
ただし、最終的には、相手が使い慣れているものに合わせるのがいちばんです。納品物の種類で候補を絞り、相手の環境で決める。この順番にすると、納品の事故は大きく減ります。形式の確認は、作り終わってからではなく、依頼の最初に済ませておくものです。
確認をチェックシートにして共有する
納品方法の確認は、短いチェックシートにして、相手と共有すると確実です。項目は4つ。ファイルの形式、受け取りの方法、保存・公開の期限、パスワードの有無です。依頼の最初に送ると、納品の段階で慌てずに済みます。
納品後は、受け取ってもらえたかを確認する連絡を入れます。期限つきの方法を使った場合は、期限の日付を明記しておきます。パスワードは、リンクとは別の連絡手段で伝えると安心です。小さな確認の積み重ねが、納品の信頼を作ります。
迷ったときの相談先
納品まわりの進め方は、相手の環境と、仕事の内容によって変わります。比較表は方法を選ぶ材料ですが、相手への確認が、結局いちばん大切です。コミッターズでは、クリエイターの仕事の進め方や、納品まわりの考え方についてのご相談を受け付けています。迷ったときは、お気軽にお問い合わせください。
例で考えてみる(仮の場面です)
動画編集者が、大きな動画ファイルを納品する場面を考えます。まず、相手の会社で受け取れる方法を確認します。次に、受け取る側の手間の観点で候補を比べ、容量に余裕のある方法を選びます。期限のある方法を選んだ場合は、期限の日付を添えて送り、受け取りの確認まで行います。この例は仮の場面ですが、相手の受け取りやすさから逆算する流れは、どの納品にも使えます。
自分のサイトやポートフォリオを持つなら、サーバー選びも大切です。
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まとめ
ファイル転送サービスは、受け取る側の手間、特徴、気をつけることの3観点で比べます。筆者としては、納品方法をチェックシートにして、依頼の最初に共有しておくことをおすすめします。
出典
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